緑内障の点眼薬を用いた治療は、一般的に1剤で始めます。
しかし、その1剤だけでは効果が十分でなかったり、使用しているうちに効果が薄れてきたときは、ほかの点眼薬との併用をすることが多いです。
点眼薬を併用する基本としては、眼圧を下げるしくみの違う薬を組み合わせます。
点眼薬で主に最初に使用されるのが、「プロスタグランジン関連薬」です。
このプロスタグランジン関連薬は、房水の排出を促す薬です。
そして、このプロスタグランジン関連薬だけでは、効果が得られないときは、「β遮断薬」「炭酸脱水酵素阻害薬」などの房水が作り出されるのを抑える作用がある薬を加えます。
β遮断薬は、なるべく副作用のリスクが低いものを選びます。
β遮断薬が使用できない人は、炭酸脱水酵素阻害薬を使用します。
3つの薬を使用するときの代表的な組み合わせは、つぎのようなものです。
1.「プロスタグランジン関連薬」+「炭酸脱水酵素阻害薬」+「β遮断薬」という組み合わせです。
2.「プロスタグランジン関連薬」+「β遮断薬もしくは炭酸脱水酵素阻害薬」+「α1遮断薬もしくはαβ遮断薬」という組み合わせです。