緑内障の薬の効果についていくつかQ&Aにて説明します。
1.毎日、点眼薬をさしていても効果が出ているのかわかりません。
緑内障の薬物療法は、高血圧の人が降圧薬を服用するのと同様です。
高血圧の人が降圧薬を服用しても高血圧が治るわけではなく、血圧を下げ、動脈硬化などを予防します。
緑内障の人の場合は、点眼薬をさしても緑内障が治るわけでなく、眼圧を下げて、視神経などの障害を遅らせるようにします。
点眼薬の効果を調べるには、眼圧を測定することでわかります。
定期的に検査をして眼圧を測定してください。
2.長期間、点眼薬を使用していると効かなくなりますか。
緑内障の点眼薬は、使用しているうちに効果が弱くなることがあります。
効果が弱くなったりしたときは、作用のしくみが違う薬を組み合わせて併用します。
3.点眼薬を多めにさすと効き目がよくなりますか。
点眼薬を多くさすとより効くだろうと思う人は多いです。
しかし、目に20ul以上さしても意味がありません。
点眼薬の1滴は40ulくらいあるので、1滴でも多いのです。
多くさしすぎると、目だけでなく体全身への副作用の影響が高くなります。
4.緑内障の人は注意と記載のある薬はすべて使用できませんか。
緑内障だからといって、全部の人が使用できないということではありません。
緑内障でも眼圧の高くない「正常眼圧緑内障」「開放隅角緑内障」の場合、多くの薬を使用することができます。
「閉塞隅角緑内障」でも、レーザー治療を受けていれば問題ない場合もあります。
ですから、市販薬や他の科から薬を処方してもらうときは、緑内障の種類や治療内容を担当した医師にしっかりと伝えることが大切です。