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交感神経遮断薬

プロスタグラジン関連薬の次に広く使用されているのが、交感神経遮断薬です。
交感神経遮断薬は、「β遮断薬(β受容体遮断薬)」と「α1遮断薬(α1受容体選択性遮断薬)」と「αβ遮断薬(αβ受容体遮断薬)」があり、それぞれの作用や副作用などについてまとめました。

<β遮断薬(β受容体遮断薬)>
β受容体への刺激を遮断して、房水が作られるのを抑える作用があります。
β受容体の2種類の両方を遮断する薬・・・「チモロール」「カルテオロール」「レボブノロール」などです。
β受容体のβ1受容体選択性の薬・・・「ベタキソロール」などです。
一般的に使用されるのは「チモロール」ですが、薬によってさまざまな特徴があるので、その特徴によって使い分けられています。
副作用は、局所的なものは少なく、全身的なものが起こることがあるので注意が必要です。
具体的な症状としては、「血圧が下がる」「脈拍が減る」「ぜんそくの発作を誘発する」などの心臓や肺に影響するものです。
そして、心不全の人はβ遮断薬の使用はできません。
気管支ぜんそくや重度の慢性閉塞性肺疾患の人は、受容体非選択性のβ遮断薬の使用はできません。

<α1遮断薬(α1受容体選択性遮断薬)>
もともとは、血圧を下げる薬ですが、眼圧を下げる効果もあります。
緑内障の治療に点眼薬で「ブナゾシン」が用いられています。
副作用も少なく安全性の高い薬です。
効果的には、強くないので他の薬と併用されています。

<αβ遮断薬(αβ受容体遮断薬)>
房水を作られるのを抑える作用と房水の排出を促進する作用を併せもつ薬です。
点眼薬の「ニプラジロール」が使用されています。
単独で使用するとチモロールと同じくらいの作用があります。
しかし、β受容体に対しての作用は受容体非選択性のβ遮断薬より弱いです。
そのため、副作用も少ないです。
ただし、ラタノプロストと併用したときの効果は、β遮断薬よりちょっと弱いとされています。
ぜんそくのある人は、使用できません。

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